参道について
参道とは、境内の鳥居から社殿へと向かうまでの道のことを言います。
私たちは参拝の際、鳥居をくぐり、この参道を歩き、社殿へ向かい、お参りします。
参道の歩き方
参道では、道の中央を避けて歩くといった作法をされる方がいらっしゃいます。
これは、参道の中央を「神さまが通る道」、正中(せいちゅう)と捉えるためです。
この正中を避ける作法は、神職が祭祀を行う際に用いる正中作法にならって敬意を表す歩き方として知られています。
また、参道の中央を横切らなければならない場合もあります。
その際には、軽く頭を下げながら通ったり、中央で神前に向き直って1礼してから横切るという敬意の表し方もあります。
参道の歩き方に厳格なきまりはありませんが、神さまへの敬意の表し方としてお役立てください。
ただし、作法を意識するあまり、各神社のルールから外れたり、他の参詣者と衝突したりしないようお気を付けください。