境内山林整備

栃木県 諏訪神社 平成24年~平成27年実施

令和2年03月04日

実施状況の詳細

これまで毎月行ってきた役員総代による境内清掃奉仕と合わせ、境内山林整備を行った。

  • 約5,000坪の境内山林内の枯損木、雑木の伐採、枝打ち。
  • 地元有志の方よりの杉苗・桜苗の奉納及び植樹。 

経費

チェーンソー、枝葉粉砕機、鋏等の機械、道具購入 150,000円

飲料、茶菓子                   36,000円

成果

毎年少しずつの作業ではあったが、これまで雑木が生い茂り鬱蒼としていた箇所は整理され、日が差しこむようになり、人が近寄りやすい雰囲気になった。特に磯山頂上の名所であり、神社のシンボルでもある天狗岩・御龍石周辺は大変景観が良くなり、山下から見上げる岩の存在感が増した。石についての問い合わせや、散歩がてら山上を訪れ神社に参拝される方も多くなったように感じる。山中の作業であるが故に、役員総代の方々には多大な苦労を強いてしまったが、その分総代個々の神社に対する印象は強く残り、結果的に「神社を何とかしよう」という意識付けが出来た。

問題点

いわゆる素人による林務作業なので、余りにも危険の伴う大がかりな作業は、専門の業者に依頼する他に方法がない。少ない予算の中、直ちに影響が出ない箇所の整備についてはどうしても後回しになってしまう。作業箇所については綺麗になったとはいえ、うっかりしていると木々の成長は思いの他早く、その状態の維持管理に苦心するが、ここ数年虫の食害による枯損木も徐々に増えてきており、伐採整理や植樹などの保守管理バランスを如何にしたらよいか、課題が残る。

反省点並びに改善案

森林植生について詳しく勉強する必要がある。整備された場所を活用して、これから新たに付加的なイベント催行や、案内板設置などの事業を行いたい。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

作業の進歩は人数によって違いが出るが、多ければ良いというものでもないので、如何に作業に効率的な人集めが出来るかが肝要であると思う。

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