茅の輪くぐり

鹿児島県 稲荷神社 平成24年~平成27年実施

令和2年03月05日

  (茅の輪くぐりの様子)

実施状況の詳細

夏越祭6月燈の実施に合せて、3度目の茅輪くぐりを行った。総代に作り方を教え、一緒に作業した。製作にも慣れ、今年茅の輪作りをした3名には注連縄作りも教えた。今期は6月に京都の青少年育成事業と神道講演研修大会、さらに出水・薩摩・日置三支部総会の準備等に時間を要した為、茅の輪くぐりのチラシの製作が遅れてしまい、結果参加者が少し減ってしまった。

経費

茅の輪の〆に使う縄代              850円

刈り取り製作傭人費(4,000円×4人)     16,000円

弁当・飲み物代                 3,380円 

               計      20,230円

成果

茅の輪神事への理解が深まった。今年は台風や大雨が続いたが、子供会や育成会の方々が、境内清掃に積極的に取組んで戴いた。自分たちの神社だという意識が醸成されたが、一般の人の関心が今一つ薄い傾向にある。

問題点

元々茅の輪神事はこの地域になかったが、新しい取組みとして始めたことなので、多くの人に 理解と協力を求める為の広報活動として、ポスターや社報・班回覧等あらゆる方法での周知が必要だと感じた。また、茅の輪作りの協力者の確保や、暑い時期での作業による熱中症などの危険にも配慮をした。

反省点並びに改善案

毎年の取組みを地域の方々に周知をすることが、何より求められていると思う。今年は昨年と比べてポスターの製作が大変遅くなってしまった為、予め余裕を持った計画が必要だと感じた。今回社報で広報したので、今後このような行事をしているとの周知が進むと考えられる。次回はさらに班回覧などにも力を入れたいと考えている。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

指定を受けるまでは、実施しようと思ったことはなかった。しかし暑い中、役員や自治会長等の協力を戴きながら作製したことにより、自分たちの神社だという意識を持って戴けたようである。氏子でも割と簡単に参加出来るので、今後も是非実施して戴きたいと思う。また、今回は合せて注連縄作りにも挑戦して戴いた。一緒に活動することで、和気あいあいと作業しながら、神社の維持や管理に関心を持って貰える機会となると思う。出来るだけ早く準備をして、氏子が参列しやすいように呼びかけをする。一人に負担がかかると、長続きしないので、多く協力者を確保する努力がいる。

 

この神社のその他の事業