例祭で雅楽の演奏

鹿児島県 稲荷神社 平成24年~平成27年実施

令和2年03月05日

実施状況の詳細

本年度は例祭日が日曜にあたった為、湯田小学校の参加はなかった。また、由須原八幡神社の合祀が承認されていた為、前日10月18日(土)に合祀祭を行い、明けて19日の例祭を奉祝祭として、盛大にお祝いすることとなった。遷座祭に支部内神職1名、奉祝祭に2名の助勤を依頼して行った。合計4名の助勤と、合祀祭では実際に役員・総代・自治会長に協力を戴いた。(社報参照)

経費

助勤神職奉仕代     60,000円

神饌代・直会代・雑費  25,000円

奉祝祭用神饌代・直会等 70,000円

成果

モデル神社に指定されるまでは、例祭は一人奉仕だった。1年目に初めて三管合奏を実施して、湯田小学校6年生39名が参列。実際に楽器に触れ、雅楽の歴史に児童はもとより参列した役員・総代・自治会長も驚くほど感心していた。「この活動じゃが。」という言葉に象徴される。御田植祭でも雅楽を演奏して貰うので、広く氏子にも知られることになった。

問題点

モデル神社の指定が終了後、財政的に続けていけるか不安が残る。2年目・3年目は、例祭日が土曜日・日曜日にあたった為、湯田小学校との連携が取れなかった。雅楽に触れる活動を通して、長い伝統を守ることや神社への関心を高めて貰うつもりだったが十分に出来たとは言えない状況だ。

反省点並びに改善案

ポスターや社報の活用が上手くいかず、例祭への氏子の関心が今一つ上がらなかった。特に3年目は大変多忙な1年であり、十分な対応が出来なかった。今後は早めに準備を行い、広報活動を展開したいと思う。幼い頃から雅楽に触れることは、情緒を育み、日本人の誇りを高めることになると考える。また、分かりやすいチラシを作ったと自負しているので、これを活用していきたい。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

子供たちに理解して貰うには、難しい表現ではなく、平易な表現で、分かりやすくしなくてはいけないと思う。最初に作ったチラシは、欲張ってしまい内容が複雑だった。手直をしたが、難しい表現が残ってしまった。3度目の修正でやっと子供たちが理解し、雅楽に興味を持ってくれた。確かな手応へを1年目に持てた。

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