(巫女舞の指導)
実施状況の詳細
- 指定以前より「曽根神舞保存会」(以降、曽根神舞)の女子児童により例祭(秋祭)で巫女舞の奉納を行っていたが、式年大祭を機に新たに女子児童を募集する。
- 式年大祭の1年前の3月末より練習を始め、基本毎月2回1時間行う。祭典前には毎週土曜日や平日にも練習を行った。
- 舞は経験者や大人が手本を見せながら指導する。
- 適宜休憩を入れ、子供たちの集中力を保たせる。
- 神田明神監修の『巫女さん作法入門』を参考に礼儀作法や立ち居振る舞いも教える。
<奉納披露>
平成24年9月25日―曽根公民館改築完成見学会式典
平成24年10月7日―例祭(秋祭)祭典 10月28日―曽根公民館まつり式典
平成25年3月30日・31日―式年大祭祭典
- 2年目より曽根神舞の伝承活動の中に組み入れる。
経費
巫女舞用白衣・袴代(4人分) 113,400円
成果
- 大祭後に巫女をやめた子も、神社への参拝や祭典への参加は続いている。
- 立ち居振る舞いなども教えたので保護者に感謝された。
問題点
問題点ではないが、練習日とスポーツ少年団の練習日や塾が重ならないように調整する。
反省点並びに改善案
最近の小学生は低学年の頃からスポーツ少年団や塾に通っている為。少子化も加わり人数集めに苦労する。参加者に友達を誘って貰うように頼むが成功しなかった。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
子供のやる気と保護者(特に母親)の協力(送り迎え・着付け)が不可欠である。当社では曽根神舞の舞の練習もあった為に長い練習期間を設けた。しかし、年齢にもよるが巫女舞の奉納だけが目的なら短期集中的に練習を行う方が保護者の負担を考えても良いと思われる。
また、練習が冬季である場合は加湿するなどインフルエンザ対策も必要である。