実施状況の詳細
境内整備の関連事業として実施し、月日を重ねる毎に増える芝桜の植栽と、1か月~2か月の期間ではあるが、色とりどり花を咲かせてくれるペチニアの植栽を行った。
本年は、花の色味が悪かった昨年の反省を生かし、植栽を行う土壌から見直しを行った。しかし、土壌の改良には多くの時間と費用が掛かり、例年より経費がかさんでしまったが、花の色味と本来2か月持てば良い花が、雪が降るまでの3か月もの期間花を咲かせた。12月の降雪がなければ年をまたいだのかもしれないが、北陸の気候ではどうしようもない。
(芝 桜)
(ペチニア)
経費
植栽用草花・肥料 160,000円
境内整備備品 70,000円
成果
芝桜は年々根を伸ばし、年を追うごとに地面を覆い尽くすようになった。今後の広がりと株を移動して他の土地へ増やせるよう育てるのが楽しみである。
ペチニアは色とりどりの花を咲かせてくれて、参拝者の目を休める花となった。
両方の草花に共通する点として、毎年楽しみに神社へ訪れて戴く参拝者が増えたことである。特に近隣また市内に在住の方が足を運んでくれるようになった。また、花を植える事によりミツバチや他の昆虫が増えたのか、元々植栽してあった草木の花がよく咲くようになった。
問題点
共通して言える事だが、植栽が済んだ1か月ぐらいは毎日たっぷりの水を与えないといけなく、水道代がかさんでしまった。これも、維持をしていくためには必要なことではあるが、今後の課題となりそうである。
反省点並びに改善案
今回、土壌改良と植栽を同時に行ったが、次回からは時間が掛かる事を考慮して、各々分けて作業を行った方が効率良く作業が出来る事を学んだ。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
植栽については、今後どのやうな境内整備を行っていくのかを吟味して進めるのが良いと思われる。当社の場合、社殿が建てられた時期に境内も大きく手を入れたのだが、後になって不要な木々や植栽が社殿を痛めてしまう結果となってしまった。
また、神社に必要な木々(榊など)はしっかりと植栽されることをお勧めする。