実施状況の詳細
岡山県神社庁主催2泊3日参拝研修旅行「こども伊勢まいり」に、昨年に引き続き、氏子女児2名(岡山市立曽根小学校5年生)を参加させた。 前々日の8月18日午前9時から、参加生徒と保護者の計4名を参列させ、「こども伊勢まいり安全祈願祭」を斎行した。参加生徒と保護者それぞれに玉串奉奠をして貰い、神宮の概略を知らしめ、未成年と言えども氏子の代表として参拝する意識付けと諸注意等の伝達を行った。
経費
参加費15,000円×2=30,000円
成果
今年度で3回目となった教化事業であるが、今回も参加児童や保護者、はたまたその親族から大変好評を博している。
ささやかながらも氏子への還元事業にもなり、神社に対する盲目的批判感情を大いに和らげてくれている。 また、参加児童の家族だけでなく、親類縁者からの各種祈祷申込や授与品の増頒布にも繋がっている。
今年は、参加女児の家を新築するとのことで地鎮祭を申込まれたが、その折りに神宮の印象を女児自ら語り始め、是非また参拝したいとのことであった。 より社収が増えれば、助成する児童数を増やしたいものである。
問題点
当教化事業はそもそも岡山県神社庁が主催する企画であって、当社としては乗じる形の教化事業である。当企画を続けていくことが望ましい。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
神社職員や総代の身内は避ける。
出発前に、必ず「旅中安全祈願祭」という形で神社に参加児童と保護者を呼び出し、神宮の概略を知らしめ、未成年と言えども氏子の代表として参拝する意識付けと諸注意等の伝達を行う事が肝要である。
将来の総代候補者育成の端緒になるやも知れず、また本人や保護者も、「お宮から行かせて戴けた」という良い印象を生涯与える事にもなるので、同様の企画が各県神社庁で行われているとすれば、参加費は全額負担として大いに参加すべきである。