実施状況の詳細
旱魃時のみに雨乞の祈願として奉納し、幻の神事芸能としても伝わる、兵庫県指定重要無形民俗文化財『秋津百石踊』を広く一般にも知って貰う為に、新しい祭祀として確立し、継続事業として祭祀の充実を図る。
(百石踊五穀豊穣祈願祭)
【1年目】
1、中心となる踊り手の採り物『御幣棒』を立てる台の製作。
2、祭典時、踊り手が土足で昇殿する為の敷物を購入。
3、『百石踊』小幟旗30旒、及びポール30本の作製・購入。
4、神社案内看板2箇所に設置。(神社への進入道の表側、裏側)
【2年目】
・1年目の3、4は、作業を進めたが2年目にずれ込んだ。
【3年目】
1、新聞記事の活用・練習風景の記事と祭当日の記事を毎年継続する事として依頼。
2、雨天時用として、能舞台三方拡張設備・後々繰り返し使用出来るよう、資材を保存しておく。
3、見学者用ベンチ10脚を確保・沢山保有している会社に提供依頼をした。
4、兼務社の関係者に案内を出し、祭りに招待。
5、演じている踊り名を知らせる、めくり式下げ札を製作(宮司が筆耕、割竹と防水紙を材料として)踊りは6曲で構成されている。
(百石踊:幟旗)
経費
【1年目】
1、 31,500円
2、 10,500円
3、 91,350円
4、370,545円
【3年目】
2、 378,000円
4、約13,000円
その他毎年の経費として 約200,000円
【内訳】
100,000円(保存会へ神社からの助成金)
10,500円(マイク設備)
20,550円(祭祀の神饌)
67,200円(直会用弁当)
成果
- 加東市と観光協会が加東市内三文化財を集めた、案内パンフレットを製作してくれた。(2年目)
- 姫路市の兵庫県立歴史博物館が「伝統行事の集い」として、ツアーを組み、見学に来てくれる(3年目)
- 神戸新聞内、兵庫の地域ニュース欄「社寺巡礼」に『百石踊』の神社として紹介された。