(研修風景)
実施状況の詳細
- 神社の信仰的特性を踏まえた教化活動として、また、氏子との交流を通して神社への協力体制を整えるべく、勧請元である宇佐神宮と大分県の第12期教化モデル神社であった春日神社へ参拝する旅行を計画する。
- 総代会にてコースを決定して、神社委員会にて回覧という形で氏子へ伝えることを決定する。参加者が総代だけではないので、1日目が研修、2日目は親睦という形にする。
- 兼務社で神社へ協力して戴ける方にも案内する。
- ホテルや食事処の手配など神社関係以外は全て旅行業社へ委託する。
- 参加者は総代・曽根神舞メンバー・曽根八幡宮楽々奉仕会メンバーなど21名。
<1日目> 宇佐神宮では正式参拝の後、御社殿の説明を拝聴し、宝物館を案内して戴く。
春日神社では正式参拝の後、山本龍司宮司様より拝殿にて神社の説明をして戴き、その後、宮司・総代長より教化モデル神社当時の活動のお話などを伺う。別府温泉に宿泊して参加者一同懇親を深める。
<2日目> 日田のサッポロビール九州日田工場見学後、宇佐神宮の祖宮とも言われる薦神社へ自由参拝。話題の地としてNHK大河ドラマ黒田官兵衛ゆかりの中津城・中津神社・中津大神宮を自由参拝散策して帰途に着く。 - 神社本庁より杜のシリーズ『八幡さま』を助成して戴く。参拝時伺った事の復習にもなったし、記念品にもなった。
- 後日、記念の写真集を作製して参加者へ配布。大変喜ばれる。
経費
10万円を助成金より支出する。
- 玉串料 50,000円
- バス代・高速有料道路料金・駐車料金 191,810円
- 乗務員宿泊代・食事代・御礼 18,510円
- ホテル代(1泊2食)・宴会時飲料代 416,252円
- 食事代(3回分) 97,840円
- 施設入場料・旅行保険・積み込み飲料代など 158,592円
成果
メインと来訪機会の少ない地と話題の地と温泉宿に帰りの夕食付の行程で皆さん満足されていた。宇佐神宮で八幡さまの事を学び、春日神社では年間の祭祀において氏子がどのような関わり方をしているかを学んだ。参加者の中には、春日神社の活動方法が公民館活動にも応用出来るのではないかと模索してをられる方もいる。参加者から研修旅行の話を聞いてか、次回はぜひ参加したいといふ声を戴いている。旅行後のお祭りでは参拝者増。
反省点並びに改善案
現役世代にも参加して欲しかったので、土日で行うとしたのが災いした。兼務社の大祭の関係で動き出したのが4月以降になってしまったこともあるが、秋はお祭り、公民館行事、稲刈りと慌ただしいため日程調整が難しかった。夏が良いという意見が多かったが、諸事情のため盆前しか日にちが取れず、また、悪いことに台風接近のため現役世代が自宅待機となってしまった。今後は、台風の来ないシーズンに行なうと思う。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
総代や氏子との親睦を図るには最適。神社主催の旅行でないと経験出来ないことを経験させてあげると感動されるし大変喜ばれる。