実施状況の詳細
年2回夏の例祭と新嘗祭の前に、神事の案内も含め1,500部発行している。地域の民生委員によって配布される市の広報に挟む形で地域には各毎戸計800部配布。その他は、近隣の兼務地域、兼務社総代等に配布している。また、小中学校にもカラー版を掲示してもらい、教職員用に計100部配布している。A3で6ページ程の内容で、地元の獅子舞や郷土芸能に携わる方々や子供達にも寄稿していただき、原稿のみならず、イラストカットも子供達から募集したものを使用している。
経費
神社庁の輪転機を利用しての発行の為、印刷代と紙代で5,000円程度(年間1万円×3年間)
成果
社報発行前は、神社に参拝したことのある方のみがお祭の様子や、どのようなことをしているのかを知っているだけであったが、社報をきっかけに神社ではどのようなことが行われているのかをより多くの人に発信することができた。また、神社内外の沢山の方々への原稿の依頼を通し、いままで以上に地域の方々や子供達とも繋がることができた。社報をきっかけに、地元の学校と連携を図る道筋を持てたことも、大きな成果であると考える。
問題点、反省点並びに改善案
- 輪転機による印刷の為、写真が綺麗に出ないなどクオリティーの低さは否めないが、継続性を考えるとこれが精一杯だと感じる。
- 広告を募集し質の高いものを外注することも考えたが、その場合、市の広報誌に挟んでの配布ができなくなり、独自に配布することになるので、今後もこの形態で発行し続けたい。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
- どこに重点を置くのかにもよるが、継続性も考えると当神社の場合は年2回の発行で調度よい頻度のように感じる。
- 幅広い層への読み物として発行する場合、写真やイラストを多く挿入しフォントも11~12以上あると読みやすいものとなると思う。
- また、小中学生による作文や題字、イラストを多数掲載することで、学校への掲示のお願いなどしやすくなる。
- 小中学生の原稿や挿絵を連載する場合は、次に書いてもらう児童・生徒を紹介してもらうとスムーズである。
- 兼務神社の紹介コーナーがあると、それをきっかけにその兼務社の氏子地域にも配布を見込めるので良い機会になる。