(青少年対策)
実施状況の詳細
- 保育園児や小学生が神社に遠足に来た際、参拝と境内散策の手伝いをした。
1.拝殿で正式参拝をさせてあげた。
2.祭典用の太鼓を叩かせてあげた。
3.境内散策の楽しみの一つとして、境内のユーカリの木にチョコ菓子 コアラのマーチをつるしておいて、お土産として探させた。
4.いつもチョコ探しだとあきられるので、商品(おかし)付きのクイズ大会や、アメ投げも実施した。 - 小学校で神社のお祭りと伝統文化についてお話をした。
1.氏神さま、神棚の紙芝居をつくって上演した。
2.神社の写真を使用した。その際、先生に好評だったのは、神社の拝殿の屋根から氏子区域を撮影した写真を用いて、「氏神さまが見ている景色」と説明をして、「田畑が広がり、緑や海が広がっていると神さまも喜ぶし、人も住みやすいですよ」と話したことであった。 - 各地区の子供会が実施する、とんど焼きにおいてのお話し
1.世代交代も進み、とんど焼きの意味を知らない親や子供たちが増えてきたので、話をしてほしいとの依頼があった。
2.神棚がない家庭や正月行事を省略する家庭もあるという現実もある。そこで、とんど焼きの場で子供2人を選んで、一方には「去年、もっともうれしかったこと」、もう一方には「今年、頑張りたいこと」を書かせた。そして、お焚き上げする古神札には「去年、もっともうれしかったこと」を叶えてくれた神さまに対するお礼、正月飾りには「今年、頑張りたいこと」を実現してほしいという神さまへのお願い、がそれぞれ込められていて、とんど焼きの煙に乗せて神さまに気持ちを届ける行事ですよ、と説明した。本来の意味とは異なる点もあると思うが、保護者には好評であった。
経費
お菓子代 1,000円(実施ごと)
成果
いろんな場所での、子供同士、親と子供、先生と子供、先生と保護者の会話や行動を、教化活動の情報源として見ることができるようになった。
問題点、反省点並びに改善案
あまり子供たちと仲良くなりすぎると、神職として話している時の緊張感が薄れてくる。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
- 「神社にお参りしたら楽しかった」「神職さんの話はおもしろかった」という印象が残るように進める。
- 実施の前に、いったい今の子供たちや保護者や先生には、何が通じて何が通じないのかを事前調査してストーリーを作る。