実施状況の詳細
20年以上継続している、夏越祭、正月、拝殿への献花展示団体(16名)を中心に、愛護班(神楽巫女の保護者世話役に)、御婦人和太鼓組(水軍太鼓)のメンバーで2年目に設立。3年目は具体的な活動へと、会としての最初は(天皇陛下御即位20年奉祝愛媛県民大会)への参加であった。湊三嶋大明神社敬神婦人会、氏子青年会、地域の青年団神輿のメンバーより、地域の後継者を選抜し、また秋季例大祭に熱狂的な青年より選抜し、団体を形成15名で組織する。青年会への加入はこの15名の賛成が必要である。これは近隣、〔鹿島神社・鹿青会〕をモデルとした。この鹿青会は大変すばらしく、大いに学ぶところがある。奉仕ぶりは神社職員以上の仕事ぶりである。めざすは、この鹿青会である。祭りの陣頭指揮から、準備、後かたづけ、如いては、直会の酒の燗まで。勝原宮司の人となりが伺える。最終的には神社総代、役員の後継者として育てていきたい。
経費
神宮参宮費用 650.000円
成果
敬神婦人会、今まで敬神の念篤き人たちを形にしたことにより、1日、15日の参拝が意識されていると思われる。
また、若き母親たちは地域の氏神様を意識しはじめ、今後の具体的な活動が期待される。年末の神宮大麻頒布奉仕の母親たちも、この人たちである。
氏子青年会、神社の世話人的な活動を行っている。大注連縄作成、年末大掃除、神宮大頒布活動(1年目・40体、2年目・80体、3年目・100体)の頒布、青年家庭への頒布活動を行っている。「1千万家庭神宮大麻奉斎運動」 神宮大麻頒布モデル支部 〔愛媛県神社庁松山支部〕であった故、簡易神棚を戴いた、この神棚を提供し、神棚の無い青年家庭への頒布を遂行し、この神棚が大きな力となった。
また、秋季例大祭への役付けを行い、総代会と連携し秋季例大祭を運営に参加する。総代・氏子の反応は若い人たちが祭りに参加し、年末御札を持って町内を歩いている「ハッピを着用している」姿をみて、諸々の刺激になっていると思われる。
問題点
両会における、懇親会、会合の費用を神社予算計上していなかった為、支出面で宮司の負担になった。今後は神社予算に計上してゆく。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
まず、神宮を参宮することだと思われる。観光では参拝できない森、杜のなかの別宮、摂社、所管社を時間をかけて参拝することである。必ずや参宮した方々の神宮、神社に対する想いが変化してくると思われる。