実施状況の詳細
岡山県神社庁祭祀委員会の雅楽部・祭祀舞部の13名の協力で、氏子区の県主小学校で雅楽鑑賞会を行った。内容は、神前神楽『浦安の舞』・舞楽『蘭陵王』・管絃『平調音取』『越殿楽』の鑑賞、雅楽・楽器・舞等についての解説、楽器との触れ合い等。対象は4~6年生48名であったが、学校側のご協力により、PTAを含む地域の方々約70名も鑑賞することができた。尚、こういった行事は珍しく、山陽新聞、井原放送などで報道された。
経費
ちらし・資料印刷代 約20,000円
岡山県神社庁祭祀委員会雅楽部・祭祀舞部・来賓、計12名への交通費及び当日手伝いの方を含む20名分の昼食代・菓子代等 約100,000円
成果
3年目に行った興譲館高校での巫女舞につながった。
問題点、反省点並びに改善案
小学校では宗教的な要素が強いと受け入れられない傾向が強い為、あくまで伝統文化として説明する必要があり、振興対策という面では不十分な事業だったかもしれない。また、神社庁教化委員会事業部から補助金は戴いているがそれ以外に関わりがなく、行事に際しての助言や協力が得られにくかった。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
会場の音響設備を事前に確認しておいた方が良い。宗教的な発言は学校側と事前に確認しておく。