文庫の開設

石川県 浅野神社 平成21~24年実施

令和2年03月12日

実施状況の詳細

258冊の絵本並びに文庫を揃えた。古本を頂いたりもした。七五三や親の厄祓いについてきた子ども達が、本棚から本を取って読んでいる。また、紙芝居事業の前に読んでもらっている。文庫の開設にはほど遠い状況だが、これは必ず実行したい事なので、今後も努力を続けていこうと思っている。

経費

絵本及び文庫本購入費   217,731円
  本棚         31,500円(2台)

成果

最近「神社に行ったら本が読める」という認識の子ども達が増えてきた。本を読むだけではないんだけどねと、苦笑する事もあるが、「履き物はきちんと揃える」「拝殿で読むときは寝転がらない」「独り占めしない」と言う約束は守っている。子ども達の記憶の中に『神社に行った』『神社で本を読んだ』という事が残っていくと思う。そして神社を身近なものと捉えてくれると思う。

問題点、反省点並びに改善案

文庫を開設するために、まず日にちを設定しようと思ったが、ご祈祷の予約があると決めた日時にはなかなか開設できない。日時が決まれば『今日は本を読みに行こう』とか『今日は本を読んでもらおう』という気にもなると思うが、現実にはそうもいかない。なので、今のところは紙芝居が始まる前までの時間を利用し、本を読んで良い旨を伝えると、皆喜んで読んでいる。
今は本棚の設置場所にも苦慮している。現在、本棚を置いている場所は、受付横の小さな部屋で、祭礼時は総代さんが待機する場所になったり、正月は用品置き場になったりする。冊数が増えれば、本棚も増やさねばならず、これも思案中。

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