(豊栄の舞奉納)
実施状況の詳細
平成23年11月23日奉納
教化モデル指定神社の3年目の活動として実施。
地元中種子中学校の1年生、山本好乃美さん、久保田ひなのさんが黒木権禰宜の指導のもと、8月から週1回、10月からは週2回の練習を行い、11月23日の新嘗祭に「豊栄の舞」を奉納した。当日は諸事情により、当初予定していた「寺踊り」「棒踊り」「奉納相撲」等が中止になり、例年になくさびしい新嘗祭だったが、2人の中学生がお祭りに華を添えてくれた。
経費
10,000円
成果
中学生による祭祀舞の奉納は初めてであり、参列者全員がびっくりしていた。残念なことに他の奉納行事が中止になったが、2人が華を添えてくれた。
問題点、反省点並びに改善案
今回奉納したことにより、それを見ていた子供達が自分達も舞をしたいと申し込みが来ている。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
中学生になると部活動との兼ね合いがあり、練習日の設定が決めるのに苦労した。又、3年生になると受験の事もあり、小学校の高学年、中学2年生までが限度かと思う。
【二人の中学生の感想文】
私が豊栄の舞をしようと思った理由は、6月灯の時先生のを見てとても美しく見えたからです。最初はどんな踊りなんだろうと見ていると、落ち着いた曲でした。そして豊栄の舞には、歌もあったのでますます踊りに夢中になって見てしまいました。そして踊りを始めるようになり、最初は拍子のとり方や歌を覚えることからでした。ゆっくりなので拍子をとるのが難しくて大変だったけど何とかできるようになりました。踊りの練習も足がきついので筋肉痛にもなりましたが、だんだんうまくできるようになりました。私は、壱姫をすることになりました。弐姫と合わせるのが難しかったです。本番を迎えると、緊張が増し足が震えました。移動の時の手の位置や歩き方も習いました。座るとシーンとした中、音楽が鳴り踊り始めました。踊る時は自分の榊をずっと見ていました。間奏の時ぶつからない様に工夫してすることが出来ました。踊り終るとすごくホッとしました。そして私は熊野神社の祭りを初めて見てすごく印象に残ったのは、神様へのお供え物でした。たくさんの食べ物が置いてありびっくりしました。私はこのように踊れることが出来てすごく嬉しかったです。礼儀の事を教わったのでこれからの生活にも生かして過ごしたいと思います。豊栄の舞を踊れてよかったです。
中種子中学校1年 久保田ひなの さん
小さい頃から神社に行って、舞がきれいで舞をしてみたいと思っていました。踊れる事になってすごくうれしかったです。舞をやって見て、初めの頃は一つ一つが難しくて家でも練習をしていましたが挫けそうな時もあったけど少しずつだけど出来るようになって楽しいと思えるようになりました。本番まで失敗もあったので当日もすごく緊張してしまって「失敗したらどうしようか・・・」とか考えて不安でしたが、踊り始めると緊張もほぐれてしっかり踊る事が出来ました。踊り終わったらすごくホッとして楽しかったと思います。これからも続けていきたいと思います。
中種子中学校1年 山本好乃美 さん