(薩摩琵琶) (祭祀舞)
実施状況の詳細
平成24年12月17日実施
昨年の小野雅楽会の公演に続いて「青少年健全育成活動」の一つとして実施した。地元の国の重要文化財に指定されている古市家屋敷において南界小学校の児童、父兄を対象に薩摩琵琶と中種子中学校の生徒による祭祀舞の公演を行った。古市家屋敷は「南界小古市家塾」として利用されており、日本の古典伝統文化を青少年にと鹿児島より鹿児島神社山下剛宮司を講師として招聘し、祭祀舞は新嘗祭に奉納した山本好乃美さん、久保田ひなのさんが児童の前で舞を奉納した。児童は初めて聞く薩摩琵琶の音色、テンポの変化にびっくりしたり、祭祀舞では昨年まで一緒に勉強した二人のお姉さんの舞に見とれているようだった。児童、父兄、一般の方々70名ほどが見学に訪れた。
経費
48,845円
成果
児童も父兄も初めて聞く琵琶の音色に感激しているようだった。
祭祀舞も自分達も舞ってみたいと思っているようだった。
【児童の感想文】
はじめに、ひなの姉ちゃん、このみ姉ちゃんの「みこおどり」を見ました。中学生になってとても立派に見えました。次に「さつまびわ」という楽器を使った曲を聞きました。「びわ」という楽器を初めて見て、ギターみたいだなと思いました。でもギターとは全く違う音でした。それにギターのようにひくだけでなく「さつまびわ」をたたく音もありました。山下先生が4曲歌ってくださいましたが、それぞれに違った感じがしました。君が代のもとになった曲や勉強をしましょうという曲は静かな曲でしたが、戦争の曲は激しい音の曲でした。でもどの曲もとってもいい音色でした。最後に僕達がお礼の歌を歌いました。僕的には全然だめでした。まだまだ練習が足りませんでした。
南界小学校5年 濱山良人 くん
「さつまびわ」の観賞をしました。私は「びわ」と聞いて、食べる「びわ」しか思いつきませんでした。本当はギターのような楽器でした。形が少し食べる「びわ」に似ていると思いました。ギターと違う所は、指でひくのではなく、大きなバチでひく楽器でした。演奏は、山下先生という方でした。曲の説明をしながら、4曲ひいてくださいました。バチでギターのようにひくだけでなく「バチッ、バチッ」と板の所をたたくところが、とてもはく力がありました。先生の説明や曲の始まりは静かな感じでしたが、戦いの場面などになると、すごく大きな声で歌われるので、びっくりするくらいでした。昔から伝統のある楽器なので、聞いているうちにとても落ち着いてきました。
南界小学校5年 俣木茉輪 さん