実施状況の詳細
指定時、地域家庭の国旗掲揚率はわずか約3~5%。改めてその低さに驚く。
1年目:祝祭日の意味、国旗「日の丸」国歌「君が代」の歴史や意味を正しく理解してもらうように努めた。まず、各家庭に国旗の斡旋(補助金付)を行う。94戸中60戸の家庭が購入。小冊子「日の丸」を全戸94戸に配布した。掲揚率は40%以下の結果となる。
2年目:国旗掲揚率をさらに上げようと地域の入口の県道沿いに高さ7m程の国旗掲揚塔の建設。掲揚意識はあるものの、祝祭日に国旗掲揚を社報にて宣伝するも、未だ掲揚率40%前後の状況。国旗掲揚率60%をめざし、社団法人国旗協会主催の「国旗のある自由画コンク-ル」を利用して子供会と連携し、八社神社境内に於いて写生大会を実施。32作品の応募があった。
3年目:2年目の写生大会により親子で国旗について話し合う機会が持てたので、3年目の取り組みとして、年間15回ある祝祭日に於いて家庭での国旗掲揚を写生大会のテ-マとして自由画を書いてもらい、60作品を応募、銀賞、努力賞として2点が入賞。祈年祭の日に神社にて表彰式を行う。
こうしたことから国旗掲揚率が50%を超える成果ができた。
経費
国旗の購入及び補助 3万円
写生大会の費用3回分 (審査の先生謝礼、画用紙、参加賞など)10万円
国旗掲揚塔建設費 2万円
成果、問題点、反省点
国旗掲揚については、祝祭日、国旗の意味を理解して協力が得られるようになった。上記のこの活動は、指定後いかに継続していくか、今後の課題となる。今後は、社報掲載、口コミや、目立つ県道沿いの家には特に国旗掲揚の協力を願う。