神宮大麻頒布増体活動・講演を通じた総代氏子の研修活動

大分県 春日神社 平成21年~24年実施

令和2年03月13日

 

      (大麻頒布祭)               (講演会)

実施状況の詳細

初年である平成21年、神社庁西国東支部(榎本由之支部長)との共催で10月15日に「西国東支部大麻頒布始祭・講演会」を開催。神副庁長を始め榎本支部長、支部神職と各社総代、そして当社総代と婦人部など約70名の参加を得た。とりわけ講演は中津市雲八幡神社秋永勝彦宮司が大麻頒布や皇室、そして祭りの重要性を説く内容にて、感銘深いとの感想を多く頂いた。

最終年である平成23年は、大分県神社庁西国東支部との共催で、一昨年に続いて支部大会を執り行った。モデル神社の選定にあたっては、支部からの推薦により選ばれており、支部との合同事業は当初から予定されていた。さらにこのような機会に当社の運営状況を支部内各社に提供し、相互に興隆していくことを目的とするものである。11月8日、午後0時30分から先ず後期支部神職総会を、2時から春日神社大前において宮司が斎主となって西国東支部神宮大麻頒布始祭を、そして会場を草地公民館に移して3時から「一日神社庁」と「講演会」をそれぞれ開催した。

この大会には支部内各社の神職総代をはじめとして、草地地区の総代や三笠山を愛する会また自治会・老人会など、合計100名が参加した。今回の講演講師は神道政治連盟前会長の宮崎義敬先生であり、講師依頼に当たっては本庁教化部にお願いした。「日本再生への道」と題した講演では、先生のこれまでの経験を踏まへた気迫のこもる語り口で時局に相応しいお話があり、参加者一同は感銘深く聞くことができた。

経費

(1年度目) 6.5万円(講師謝礼交通費・撤下品等・・当社負担分のみ、別途同額程度の支部負担あり)

(3年度目) 10万円(講師謝礼交通費・土産等当社負担分のみ別途同額程度の支部負担あり)

問題点、反省点並びに改善案

支部との共催による都合2回の大麻頒布祭と講演会を実施し、総代氏子の研修の場を提供した。参加者は神宮大麻の意義を含めて大いに研修の成果が上がったと確信しているが、問題の増頒布についてはつながらなかった。過疎化の波にのまれて人口と戸数が年々自然減となっている現状は変えることが出来ないと、厳しい現実を再認識した。

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