実施状況の詳細
全国敬神婦人連合会に加入。夏越祭り・正月の献花展示団体、愛護班、地域和太鼓組、伝統文化こども教室の保護者で前期2年目に設立。最初の活動は「天皇陛下御即位20年奉祝愛媛縣大会」、「建国記念日の奉祝大会」への参加であった。とくに何をすると言う活動計画はきめておらず、個々に敬神の輪を広げていけばとの思いであった。月次祭、十五日参りは格段に女性が増えたと思われる。このなかに伝統文化こども教室の若き母親達が氏神様を意識し始め、年末の大麻頒布奉仕を自主的に始めたのである。この母親たちが住む新興住宅地では神宮大麻はあまり頒布されていなかった。100体を超す増体につながった。今期に入り敬神婦人会としての頒布活動として取り組んでいるが、やはり青年婦人である伝統文化こども教室の母親達が地域の新興住宅地の中の子供たちの友人の家庭を中心に青年家庭への頒布が継続されている。また今期2年目に他の新興住宅地の子供教室の母親が同じような取り組みを始めている。何事にも熱心な母親たちとのかかわりを多く持つことが宮司の役割になっている。ゆくゆくはこの若き母親達は200体頒布の団体になると確信する。この母親の友人が敬神婦人会に加入された。この加入された方は中学生のとき実家のある氏神様で鈴神楽を舞っていたとのこと。氏神様のお導きである。青年婦人の加入促進はやはり「伝統文化こども教室（湊山城神楽保存会）」の若き母親を中心に一歩一歩前進していると思われる。夏祭りでの奉仕活動にも参加、模擬店を出店し「かき氷」「おでん」などを販売し総代会共々夏祭りの戦力となっている。
経費
15,000円 年末奉仕の茶会費
成果
確実に継続参加していただける方々の加入がなされている。夏祭りへの会としての参加奉仕。地域の母親たちが奉仕しているから来場者も例年と異なる顔触れが多く見受けられた。広がる輪だと思われる。神宮大麻頒布奉仕の大きな戦力になっている、1年目・13体、2年目・65体、3年目・11体の増体につながった。年々確実な数字で増体をはかっている。神社全体としての自然減をくいとめ増頒布の主戦力である。神社に女性の戦力が出来ることにより、神社全体の人的活性化が進展しているように思われる。現在の神楽保存会の運営も会長（総代会長）・会計（宮司）を除いてすべて母親たちにお願いしている。
問題点、反省点並びに改善案
単位会での会合が定期的になかなか持てなかった点、会員の年齢におおきな巾があるため年齢別に分かれてしまうのが問題として残る。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
主に活動している青年婦人、会長以下の年齢が30歳前半40歳迄の為、働いている方が多く、県主催の敬神婦人会・会合等に出席出来なかった点。
高齢者が多い華道師範の方々に対しての宮司としての方向付けが出来ていなかった点、正月・夏越祭に献花展示は25年以上継続されているが、これを御縁にという宮司の働きかけが希薄であったと反省する。若き母親達と一味違ったパワーにしていきたい。