敬神婦人会・氏子青年会青年会による自発的参宮の実施

愛媛県 湊三嶋大明神社 平成21年~24年実施

令和2年03月14日

      (神宮参拝)

実施状況の詳細

敬神婦人会においては、敬神婦人会会長4人、友人家族5人で参宮、第62回神宮式年遷宮・特別参宮章にて御垣内特別参拝を行った。この家族は30歳代後半の中学生・高校生をもつ家庭である。御正宮御垣内での参拝は初体験、感激のあまり体が震えたそうだ。「参宮前、神社で練習したことが役にたった」と、父親談。この父親は青年会に加入された。また、中学生のこどもは「お伊勢さんの杜にはたくさんの神様を感じました。宮司さん。」神楽の練習会で話していた。式年遷宮による諸々の行事にあわせて各家庭、グループによる個人旅行、家族で行けるツアーでの、神宮参拝を青年家庭へはすすめていきたい。

氏子青年会は貸し切りバスにて23年1月3日、31名にて御参宮。宮司は同行できなかった

参宮会の立ち上げ、この5年間は参宮の推進は主体的に行ってきたが形としての参宮団体は存在しなかった。敬神婦人会、氏子青年会、神社総代会等の単発的な御参宮を実施してきたが、あくまでも宮司主体の会、実施にすぎない。ここで団体、会、を結成しての定期的な、また会の運営を図ることにより教化の推進につながると思い結成した。身近なところからと還暦をむかえた昭和26年生まれの宮司の小学校・中学校の同級生に話を向け、「二六参宮会」なるものを結成し御参宮の運びとなった。その後27年生まれの「二七参宮会」を結成会員32名。地域の女性の47年生まれの「四七参宮会」会員24名。現在「湊山開運参宮会」を募集推進中である。この会は総代会の有志による発起人を立て40名を目標に会員を募っている。

敬神婦人会・氏子青年会においても年齢の幅があり、歳の節目の会であり、また同級会、同窓会、その他諸々の会に敬神婦人会員、青年会員、が顔を出しているはずである。それぞれの会の中で、「参宮会」を結成につながるよう婦人会員、青年会を引っ張っているのが現状である。第62回神宮式年遷宮の準備が進む中、今が「参宮会」の結成、しいては神宮大麻頒布増体につながる最大の機会ではないかと。

経費

氏子青年会参宮助成金 180,000円

成果

青年会独自で参宮の運びとなったことに大きな成果があったと思われる。神社への奉仕についても自発的な動きが感じられる。

参宮会の結成については教化に巾が出てきたと確信する。多方面による人的なつながりこそ必要な時期ではなかろうか。また、ある種の点で共通する人たちの集団、グループの「参宮会」が出来るのではなかろうか。御参宮すると必ずや全ての参加者が授与所にて、いずれかの「御神礼」を受けている。

敬神婦人会の神宮参拝積立金もひとつの成果だと思われる。御参宮をおこなうための積立金、敬神婦人会に参加していない方々も積み立てている。これが御縁で地域のJA職員がこの積立金をPRしてくれている。

問題点、反省点並びに改善案

青年会の参宮が1月3日に実施され宮司が同行出来なかったこと。計画の時点での問題。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

夏休み計画していた青年家庭婦人、団体バス参宮を中止したこと。

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