実施状況の詳細
神前神楽「浦安の舞」後継者の育成。
経費
合計40,000円
成果
紀元2600年奉祝の舞として初めて奉納されてより現在まで当社では途切れることなく奉納されている。例大祭(8月1~3日)の宵宮祭(8月1日)に奉納しているが、1年前より奉仕者が1名(宮司の娘)となっているので今後の継続に不安がある。後継者の確保と育成を目指す。氏子中の女子(地元の高等学校2年生)本人と家族の理解をいただき練習を開始。舞奉仕経験の長い宮司の妹が指導にあたる。翌年の奉納を目指して練習を積む事に専念する。
問題点、反省点並びに改善案
舞姫本人は今後、地元の大学に進学した後も続けたいと言っている。現在、舞を奉仕している宮司の娘は勤務地に異動の可能性があり、転勤になると舞の奉仕が出来ないことが予想される。反省点は特にないが、今後「複数」の奉仕者を確保育成しなくてはならない。
同種の計画を持つ神社へのアドバイス
明治後期の入植開拓、神社創祀というと、当社は本州と比較して歴史と伝統がない。更に人口流出も増大、過疎の地域となりつつある。少子高齢化も進み、青年若人は都会に職を求めるため、いよいよ過疎化が進む傾向にある。
このような中、それぞれの地域の環境にも左右されるが奉仕者の確保と育成が急務である。また、奉仕者を確保した際には、より丁寧な指導が必要である。